転職

【日立製作所の雰囲気】

2022年10月13日

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1987年から2000年まで日立製作所に勤務していました。その時に見聞きした噂を書きます。

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日立は士農工商

筑波大学 大学院卒の同期から聞いた話です。

日立は士農工商に例えることが出来ます。

  •  本社の事業部です。戦略を立てます。各職場に庶務担当がいますが、本社の庶務担当は縁故入社が多いとのこと。独身のうちに本社に移動出来ると取引先の社長令嬢と仲良く慣れるかも
  •  これは工場です。工場との名前は聞こえが悪いですが製品を開発し設計し製作し出荷する一連の事業所です。夜遅くまで残業して神経を使います。胃潰瘍になる人もいます。
  •  これは研究所です。特許取得がノルマになるのかな?あまり良く知りません。筆者も1年位経験あるのですが、外部からの研修であると責任も殆どないため、天国と思える状態になります。まあ研究所も景気により統廃合となり研究員が工場に転勤することもありそうです。
  •  営業部署です。なかなか体育会系な雰囲気で、最初から営業に配属された人の出世が早いような感じです。そうです。工場などで適正が少ない技術者が営業に回されたりします。

家を購入すれば、転勤

住宅を購入すると、将来的に会社を辞めることが難しくなり、地方への転勤や本社であっても事業部から営業職に異動させられる可能性が生じます。これは、住宅購入により従業員が特定の地域に拘束されることで、会社側が業務の効率化や現場のニーズに対応するために行われる一般的な措置です。

住宅の購入は、個人や家族の安定した生活や将来の安心感を追求する一方で、職場での柔軟性やキャリアの展望にも影響を及ぼす重要な決断です。例えば、地方への転勤は、事業拡大や地域間のリソースの均等な配分を図るために行われる場合があります。また、本社であっても、事業部から営業職に異動させられるのは、新たな市場や顧客への積極的なアプローチや売上増加のために必要な戦略的な人材配置です。

しかしながら、住宅購入による制約を受けることで、個人のキャリアやライフスタイルの柔軟性に制限が生じることも事実です。このような場合、従業員は自身の将来のビジョンや優先順位を明確にし、住宅購入のリスクと報酬を慎重に考慮する必要があります。また、会社とのコミュニケーションや折衝によって、転勤や異動の条件やタイミングを調整することも重要です。

最終的に、住宅の購入は個人のライフプランやキャリアゴールとのバランスを取る重要な決断です。慎重な検討と会社との協力関係を築くことで、自身の将来の目標や安定した生活の実現を追求することができます。

半径5メートル以内の人と結婚

私は過去に日立製作所で働いていた経験がありますが、確かに同社の社員の中には独身者が多いと感じました。その理由は、長時間の残業や土曜日の休日出勤など、忙しい業務スケジュールによって、結婚相手を見つける時間や余裕が限られているからだと思います。

日立製作所ではプロジェクトの進行や顧客の要求に応えるため、多くの社員が夜遅くまで働き続けることがあります。土曜日も出勤することが当たり前の部署もあり、そのような働き方では、パートナーを見つけるための時間や機会が制約されるのは自然な結果と言えるでしょう。

そのため、日立製作所の社員の中では、身近な人や同僚との関係が結婚に繋がることが多いように感じました。共に働く仲間やプロジェクトメンバーとの交流が深まり、互いの理解や支え合いが生まれることで、結婚に至るケースがよく見られました。

ちなみに研究所では残業が少ない傾向にあり、営業は休日にゴルフの付き合いなどその部署ごとの雰囲気があります。残業に関しては時代とともに変わってきていると思いますので、あまり参考にならないかも

ただし、これはあくまで私の経験談であり、全ての日立製作所の社員が同様の状況にあるわけではありません。個々のライフスタイルや選択には多様性があります。結婚やパートナー探しにおいても、それぞれの社員が自身の価値観や優先事項に基づき、自由な選択を行っていることを強調しておきます。

庶務担ネットワークは光より早い

以前、庶務担当の方々との関わりから、事件が起きた際の情報伝達の速さには驚かされました。何かしらの問題やトラブルが発生し、それが庶務担当の方々に関連するものであれば、周囲の部署に迅速に広まっていくのです。
昭和の時代ですが、お尻に触ったりしたらもう大変、その日のうちに多数が知るところになります。

情報が伝わる速さはまさに光速と言えるほど迅速でした。問題が発生すると、まるで電光石火のように広まっていく様子が目の当たりにされました。

東大卒の割合

バブルちょっと前に入社したので、大専卒(大学+大学院+高専)が1000人超えで入社し、各地各事業所に配属されるのですが、我が事業所(汎用コンピュータ工場)には62名配属され、6人ぐらい東大卒がいました。

つまり1割が東大卒 出世頭は事業部長のあとに系列会社の社長となりましたが、別の人は退社したり中年で系列会社会社の部長になったりしていました。

若い結婚は年上で、中年になったから若いお嬢さんをもらう

これも同期から聞いた話で、印象に残っています。

若いうちの結婚は年上と結婚してそして離婚、中年あたりで若いお嬢さんと再婚する。のが男の理想とのことでしたが、あまり良く理解できません。(これは日立とは関係ないですね)

ネットで調べると「人生2度結婚説」で意外にポピュラーなのですね。

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